サイバーエージェントは1月7日、自治体への税に関する問合せにおいて、AI(人工知能)を活用した電話自動応対サービスを活用した実証実験を、兵庫県神戸市にて1月11日より開始すると発表した。

神戸市では現在、市税に関する電話問い合わせに職員や総合コールセンターのオペレーターが対応している。今回、サイバーエージェントが提供するAI音声対話サービス「税の窓口AI電話エージェント」を実証導入し、「所得・課税証明書」をはじめ、取得方法や窓口案内など一般的・定型的な問い合わせに対応する実証実験を行う。

24時間365日いつでもAIによる電話応対を実現し、複数回線の同時接続によって待ち時間をなくす。

  • 税の窓口 電話応対イメージ

神戸市 行財政局税務部長である野崎重和氏は、「市民が『いつでも、どこでも、早く、簡単に』行政サービスを利用できるようにするとともに、より重要性が高まってくる相談業務を充実させるなど、将来に渡る市民サービスの維持・向上を目指す」とコメントしている。