サイバーエージェントは11月1日、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進における企画・開発事業を手掛ける子会社「CyberAgent DX(サイバーエージェント ディーエックス)」を設立したと発表した。新会社の所在地はサイバーエージェントと同じく東京都渋谷区の「Abema Towers」で、資本金は2億3,000万円。代表取締役社長には、2012年にサイバーエージェントに新卒入社し、2015年10月に当時の最年少執行役員に就任した宮田岳氏が就任する。
新会社では、業務効率化や電子化などコスト削減を目的としたサービス提供ではなく、企業の収益拡大を目的としたDX推進に特化した事業を展開する。広告事業の立ち上げをはじめ、データ基盤の構築、アプリの開発・運用までを一気通貫でサービスを提供する。DX人材の採用および育成を強化し2023年までに約100名の採用を行い、2025年に売上高100億円を目指す。
宮田氏は「あらゆる産業のデジタルシフトに貢献する会社にしたい。企業の収益拡大を目的とした唯一無二のDXパートナーとなれるよう取り組んでいきたい」とコメントしている。