日本ヒューレット・パッカード (HPE)代表執行役員社長 望月弘一氏は、2022年の年頭所感を発表した。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に深く感謝申し上げます。

2021年は、全世界で新型コロナウイルス感染症の収束・拡大が繰り返され、市場経済にも引き続き大きな影響を与えました。日本の多くの企業において、ニューノーマルを受け入れ、デジタル技術の活用による働き方改革、競争力強化に向けたDXへの取り組み、持続可能な社会実現に向け継続した活動が積極的に展開された一年だったと実感しております。

弊社HPEは2022年、世界的な3つの市場メガトレンドである『エッジ』『クラウド』『データ』に呼応すべく、『Edge to Cloud戦略』を推進し、お客様のDXの成功に貢献することを命題として活動して参ります。企業においてますます重要視される「データの価値」に焦点を当て、エッジからクラウドに跨るデータを繋げ、より多くの洞察へと導く「データ・ファースト・モダナイゼーション」を可能にするプラットフォームの提供、そして環境に配慮した持続可能なITソリューションの提供に注力いたします。

これら注力領域へのソリューションの柱となるのが「HPE GreenLake Edge-to-Cloudプラットフォーム」であり、その提供を通してお客様が抱える次のような課題解決に貢献したいと考えております。

  1. オンプレミス、エッジ、クラウドが複合的に存在するIT環境相互の機能連携・最適化の実現
  2. オンプレミス、エッジ環境をもクラウド型で提供することにより、統合されたクラウド体験を提供
  3. 分散して存在するデータを透過的に管理、活用する仕組みを提供し、多くの洞察へと繋げる

加えて、環境配慮設計されたハードウェアの提供、製品リサイクルの推進、さらにはHPE GreenLakeによるオンプレミス環境の最適なプロビジョニングにより、環境への配慮という点でも貢献して参ります。

お客様の抱える課題をより一層深く理解し、卓越した製品と高品質なサービスの提供、そして、パートナー様との協業・共創により、お客様に提供できる価値の最大化に向けて尽力して参る所存です。

本年も引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。