三菱UFJ銀行、BusinessTech、NTTデータ、セールスフォース・ドットコムの4社は12月28日、法人ビジネスプラットフォームの提供に関する連携に向けた検討を開始したことを発表した。
法人ビジネスプラットフォームとは、企業が抱える様々な経営課題や社会課題に対するソリューションを一括して提供するプラットフォーム。これまで金融機関が提供してきた金融ソリューションや情報コンテンツに留まらず、DX・ESG・地域創生等の社会課題解決に資する非金融ソリューションを揃えたプラットフォームを構築し、経営課題・社会課題を起点とした新たな総合金融サービスの提供を検討しているという。
同プラットフォームは、幅広い企業が利用できるように三菱UFJ銀行以外の金融機関からの提供も検討しているという。また、4社のノウハウや強みを法人ビジネスプラットフォームへ融合させることで、法人ビジネスプラットフォームを提供する金融機関自身のDX支援も併せて実現を目指すという。
具体的には、三菱UFJ銀行の法人顧客基盤と非対面チャネル拡充のノウハウ、BusinessTechの問題解決プラットフォーム「ビジクル」、NTTデータの法人・個人事業主向け総合サービスチャネル提供プラットフォーム「BizSOL_Square」と、Salesforceの金融機関向け顧客管理(CRM)システム「Salesforce Financial Services Cloud」などにより、DXを推進する技術を融合した法人ビジネスプラットフォームの構築を目指していくということだ。