日立エナジーは12月23日、エネルギー取引・リスク管理ソリューション「TRMTracker」を日本のエネルギー市場参加者向けに提供開始すると発表した。

日立エナジーは2020年10月、エネルギー市場の自由化の進展によりエネルギー取引に係る各種情報分析を管理・分析・評価するC/ETRM(リスク管理)分野における強化を目的に、同分野におけるリーディングカンパニーである米パイオニアソリューションズを買収。

同社が販売するTRMTrackerをはじめとするC/ETRM ソリューションは、米国の調査会社のリスク技術に関する2021年のランキング*で高い評価を受けており、北米・欧州市場を中心として、トレーダー、発電事業者、小売事業者、電力会社などに提供している。

今回、日立エナジーは、自由化の進展によって電力価格競争の激化、リスクヘッジの多様化、金融取引手段の活用やリスク管理の実施などが進む日本市場向けに、TRMTrackerの提供を開始する。

日本では、2 0 2 0年までに3段階に渡って行われてきた電力システム改革によって、電力に関する4つの取引市場が整備され、さまざまな事業者が電力会社への卸電力の小売に参入できるようになった。一方で、電力取引市場における卸電力の売買などによる収益性の強化や燃料先物の活用などによる燃料費の変動抑制をはじめ、エネルギー取引・リスク管理ソリューションの必要性が高まっている。