日本ユニシスは11月24日、国産木材の流通・利活用を多様な分野の企業共創により推進する「キイノクス・プロジェクト」を発足したと発表した。同プロジェクトは、10月1日に改正・施行された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の趣旨に沿ったもの。

同プロジェクトでは、国産木材の流通と利活用を促進することで、自然環境・地球環境の保全、地域経済の活性化など、国内の社会課題の解決を図り、林業・木材に関わる人、利用する人など、関係する皆が豊かになる社会の創造を目指す。

  • 「キイノクス・プロジェクト」の概要

同プロジェクトの中核となる事業は、木材供給・流通を促進する木材流通プラットフォーム事業と木材の需要を創り出す木材需要創造事業。

2021年5月に設立した、日本ユニシスグループのグリーンデジタル&イノベーションは、ヤマガタヤと共に、工務店・木材関連事業者・森林をつなげる木材流通プラットフォームを構築している。今回、非住宅分野でオフィスの木質化を進める「キイノクスオフィス Sustainable Package」を発表し、サービスを開始する。