オンラインバックアップサービス企業の米Backblazeは11月2日(米国時間)、「Backblaze Drive Stats for Q3 2021」において、2021年第3四半期におけるハードディスクの故障率データを公開した。2021年第3四半期に故障がなかったモデル、1つだけしか故障しなかったモデルが紹介されている。

  • Backblaze Drive Stats for Q3 2021

    Backblaze Drive Stats for Q3 2021

2021年第3四半期において検証対象となったディスクの台数は19万0,826台。この期間、次のモデルはまったく故障がなく、ゼロ故障を達成したことがわかった。

  • HGST 12TBドライブ (HUH721212ALE600)

また、次のモデルは該当期間中に1台の故障だけが観測されたと報告されている。

  • HGST 12TBドライブ(HUH728080ALE600)
  • Seagate 6TBドライブ(ST6000DX000)
  • 東芝 4TBドライブ(MD04ABA400V)
  • 東芝 14TBドライブ(MG07ACA14TEY)
  • WDC 16TBドライブ(WUH721816ALE6L0)

Backblazeは特に、平均使用年数77.8カ月の「Seagate 6TBドライブ(ST6000DX000)」と、平均使用年数75.6カ月の「東芝 4TBドライブ(MD04ABA400V)」が、長期間にわたって良好な状態を維持しているとして賛辞を贈っている。