ひまわりネットワークは11月1日、高速無線インターネットサービス「ひまわりワイヤレス」のローカル5G(sub6帯 4.8から4.9ギガヘルツ:SA方式)の商用化に向けた実証実験を開始すると発表した。同サービスにはNECネッツエスアイが提供するSaaS型モバイルコアソリューションを活用しており、今回の実証実験でも同ソリューションを活用するという。

  • システムの構成図

実証実験では、愛知県豊田市にローカル5Gの基地局を4カ所設置し、屋内外における電波状況や品質、安定性の確認など、サービス化に向けた検証に取り組むという。同実証を通じて4Gと5Gを併用したハイブリッドサービスを経て、将来のフル5Gサービスの提供を目指すとのことだ。

  • 今回の実証実験では4G/5Gのハイブリッドサービスの提供に取り組む

両社はローカル5Gの商用化を推進することで、より快適な通信環境を構築するとともに、共創の輪を広げて、地域の課題解決や新たな価値創造に取り組み、地域コミュニティの発展に寄与するとしている。