NTTコミュニケーションズは10月20日、Smart Worldの実現を加速するために、顧客やパートナー企業と事業コンセプトを共創し、社会実装するためのプログラム「OPEN HUB for Smart World」(OPEN HUB)を開始すると発表した。
OPEN HUBは事業共創の促進を目指して、顧客やパートナー企業同士が交流できるコミュニティ「OPEN HUB Base」の提供や、オウンドメディア「OPEN HUB Journal」の運営によるビジネストレンドおよび先進事例の紹介に取り組む。さらに、2022年2月にはイノベーションを創出するためのワークプレイスの設立を予定している。
OPEN HUBの事業主体は、参画企業およびそのパートナーと、特定の分野に精通した同社社員などからなる総勢200名程度の「カタリスト」で構成される。社内外の複数のプレイヤーが一体となり、「人」「技」「場」を活用して事業コンセプト創出のためのオリジナルプログラムを実践しながら、組織や分野を越えた共創を目指すのだという。
OPEN HUBで創出されたビジネスコンセプトに対しては、参画企業が事業を通じて蓄積した技術や知見と、NTTグループが持つ最先端のテクノロジーを掛け合わせて社会への実装を推進する。実証実験やユーザーテストを繰り返すことで、社会に根付く事業への成長を促す。
また、OPEN HUBに参画することで、リアルとバーチャルの垣根を越えた共創コミュニティ「OPEN HUB Base」が利用可能となる。同コミュニティでは、オウンドメディア「OPEN HUB Journal」を通じたイベント案内や、企業間を超えた交流の場を提供するとしている。