人事労務クラウドサービス「SmartHR」を提供するSmartHR社とトヨクモは9月27日、「SmartHR」と災害時従業員の安否確認を行う「安否確認サービス2」とシステム連携を発表した。「安否確認サービス2」で「SmartHR」の従業員情報とワンクリックで同期が可能になる。

  • SmartHRとトヨクモのシステム連携(同社資料より)

    SmartHRとトヨクモのシステム連携(同社資料より)

従来ならば「SmartHR」から「安否確認サービス2」用に従業員のデータを再登録するには複数のCSVファイルを作成、データを整備するなど煩雑な手間が必要だったが「SmartHRから情報を読み込む」ボタンのワンクリックで部署情報、従業員情報、従業員の所属部署情報などのデータが反映可能になるなど、大幅に工程を省略できるようになっている。

トヨクモは、サイボウズのkintone連携サービスや安否確認サービスなどを展開するクラウドベンダー。「安否確認サービス2」はシンプルな機能と使いやすいインターフェイスで2,400社以上が利用している。SmartHR社は、第一弾となる安否確認サービスとの連携で災害発生時の早期復旧を目的とした人事労務機能を強化、今後もサービスを拡充させる。

  • トヨクモ「安否確認サービス2」のシステム連携の流れ(同社資料より)

    トヨクモ「安否確認サービス2」のシステム連携の流れ(同社資料より)