マネーフォワードは9月22日、さまざまな決済手段を通じて業務効率化・キャッシュレス化を促進するサービス「マネーフォワード Pay for Business」を開始すると発表した。一取引あたり最大5000万円の決済が可能な個人事業主・法人向けの事業用プリペイドカード「マネーフォワード ビジネスカード」を提供する。
同カードは、商品の購入や支払を行うことができる事業用のプリペイドカード。与信審査不要でカードを発行することができ、創業初期の企業であっても多額のサーバ料金などをカード決済することが可能。また、「マネーフォワード クラウド」上の会計データに加え、連携している銀行口座の残高や入出金履歴をもとに独自の与信ロジックによって、最大月数億円規模の利用枠を提供する事前チャージが不要な「後払い機能」をクローズドβ版として提供する(今冬正式リリース予定)。
さらに、リアルカードやバーチャルカードを原則何枚でも発行できるため、従業員ごとにカードを配布することで、経費支払の用途にも利用でき、カードごとの決済上限額設定(カードコントロール機能)により、不正利用の防止が可能。
同社は今後、カード不要でウォレットから直接支払が可能となるウォレット払いの提供範囲の拡大やQRコード払いなど、さらなるサービスの開発を進める方針だ。