バーチャル空間サービス「oVice(オヴィス)」を提供するoViceは9月15日、Eight Roads Ventures Japanをリード投資家とし、既存株主・新規投資家を引受先とした第三者割当増資によりシリーズAラウンドで18億円を資金調達したと発表した。

同社は今回の資金調達により、海外市場への展開や、アフターコロナを見据えた、出社とテレワークが混在するハイブリッド勤務に対応するための技術開発、他ツールとの連携を強化させる方針。

  • テレワークやイベントに最適なバーチャル空間を提供するoVice、シリーズAで18億円の資金調達を実施

oViceは2020年2月の会社設立、8月のサービスリリース後、8か月で年間経常収益であるARR1億円を達成させた。その後2021年8月末時点で2.4億円となるなど、異例のスピードで成長している。

エン・ジャパンやリコーをはじめとする大手企業を中心に、2021年8月末までに1200社以上が導入し、スペース発行数も9000件を超えた。今後海外への展開をさらに加速させるとともに、アフターコロナのハイブリッド勤務を見据えた開発を進めていく。