米オラクルは9月8日(現地時間)、全世界を対象として、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」のトレーニングとOCI認定試験を無償で提供することを発表した。この新規プログラムには、さまざまなスキルレベルや技術者の役割に応じて、同社のエキスパートが作成したOCI学習カリキュラムが含まれている。同プログラムは日本語を含む13言語に対応し、学習者はすべてのOCIコースにアクセス可能だ。

  • Oracle Cloud Infrastructureの画面イメージ

OCIの採用が増加する中、同社は利用者が「Oracle Cloud」を最大限に活用できるよう、サポートを提供して実践的なクラウドスキルトレーニングの利用を促すためのプログラムへの投資を拡大したという。

今回のトレーニングプログラムでは、あらゆる業界に適用できるクラウドの専門知識を得ることができる。そのため、学習者は自分自身の価値の向上と、キャリアアップを目指せるとのことだ。また、無償トレーニングと認定資格はIT人材の確保にも役立つことから、企業は迅速な成長とイノベーションに必要な、熟練した専門家を獲得および育成できるとしている。

なお、同プログラムで提供されるトレーニングは本日より日本国内でも利用できる。国内向けの無償認定試験は年内の提供開始を予定しているとのことだ。