McAfee Enterpriseは、「ゼロトラスト」アクセスを可能にし、ハイブリッドIT環境にホストされているプライベートアプリケーションに対するデータ保護および脅威防御機能を拡張するMcAfee MVISION Private Accessを発表した。
McAfee MVISION Private Accessは、データ認識型のゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューション。同社のクラウドセキュリティプラットフォーム「MVISION Cloud」に追加されることで提供される。
ユーザー/デバイス認証、セキュアアクセス、動的アクセスコントロール、アクセス内容監視・制御機能を提供する。
ASBとSecure Web Gateway(SWG)を含むMcAfee MVISION UCEと統合し、単一の可視性、柔軟なアクセス制御、エンドツーエンドのデータ保護、高度な脅威防御を可能する。
また、統合型DLP機能を提供し、認証後も閲覧できるデータなどを制御できる。
McAfee Enterprise 執行役 セールスエンジニアリング本部 本部長 櫻井秀光氏は、 「認証後もWeb分離、脅威保護、データ保護のエンジンでより詳細なコントロールを行っている。どんなデータを置いて良いか、どんなデータを落として良いかというデータ保護のルールを適用できる点は、他社とのもっとも大きな差別化ポイント」と述べた。
なお、今後MVISION CloudにはFirewall機能が追加される予定。