インテックは8月3日、EDIアウトソーシングサービス「EINS/EDI-Hub Nex」およびデータ連携プラットフォームサービス「TEDIOS」に、LTE網を活用したネットワーク接続メニュー「閉域モバイルサービス」を追加すると発表した。
「閉域モバイルサービス」を、「EINS/EDI-Hub Nex」および「TEDIOS」に追加したことで、EDI(電子データ交換)やEB(エレクトロニックバンキング)などの企業間での受発注などのデータ交換をモバイル回線で利用できるようになる。
2024年1月予定のNTT東西によるINSネット(ディジタル通信モード)のサービス終了および電話網のIP化に伴い、既存のレガシーEDIが従来通り使用できなくなる。しかし同サービスを利用することで、インテックのEDIサービスのユーザーはINSネットをモバイル回線に移行するだけで、INSネットと同等のEDI環境を実現できるとしている。
同サービスは、物理回線敷設とインターネットEDIへの対応(HW/SW導入)が不要で、なりすまし接続の防止も可能。予め決められたモバイルルータのみ接続可能で、閉域接続によりインターネットに対するセキュリティ対策も不要だ。
同サービスは、閉域モバイル接続サービスを提供することで、「EINS/EDI-Hub Nex」および「TEDIOS」の新規ユーザーを、2023年までに100社獲得を目指すとしている。なお、同サービスの利用にはインテックEDIサービス契約者と接続先に以下の料金がかる。