TOKAIグループで情報通信事業を手掛けるTOKAIコミュニケーションズは8月2日、AIの画像認識機能を活用し、サーバーやネットワーク機器の状態を表すLEDランプの監視を自動化するソリューション「LED 監視自動化サービス」の提供を開始したことを発表した。

  • 「LED 監視自動化サービス」概念図(同社資料より)

    「LED 監視自動化サービス」概念図(同社資料より)

「LED 監視自動化サービス」(公式Webサイト)

「LED 監視自動化サービス」(公式Webサイト)

サービスは、映像解析AIサービスを展開するフューチャースタンダード社と共同で開発するもので、ネットワーク機器のLEDランプを小型USBカメラモジュール&ラズベリーパイで撮影、クラウドのAIで監視、状態異常が発生した場合メールで通知するというもの。30フレーム/秒で撮影され、ネットワーク機器のポートLEDのような点滅LEDも検知。サーバルームの照明状況に依存しない検知精度を実現しているという。

自らがデータセンター事業者であるTOKAIコミュニケーションズが検証を重ねており、サービスは監視業務の自動化による業務負担の軽減、遠隔監視によるテレワーク化支援などの効果を期待している。主にデータセンター事業者、MSP業者や通信事業者及びケーブルテレビなど遠隔に監視対象を持つ事業者向けにサービスを展開していくという。