マクニカネットワークスは7月20日、A.S. Adaptive Shield Ltd.と、SaaSの設定不備によるセキュリティリスクを診断、可視化するSSPMソリューション「Adaptive Shield」の販売代理店契約を締結したことを発表した。

  • Adaptive Shieldのソリューションの特徴

    Adaptive Shieldのソリューションの特徴

Adaptive Shieldのソリューションには、30種類を超えるSaaSアプリケーションの監査に対応するほか、APIとクレデンシャルサインインの2つのアクセスを活用してSaaSアプリケーションの設定状況を診断・スコアを数値化する機能を備える。

また、セキュリティドメインやコンプライアンスを基にそれぞれのSaaSアプリケーションに最適なセキュリティチェック項目を作成し、当該チェック項目に対する充足状況の可視化や、対処を行うための設定手順を明示するという特徴もある。

マクニカネットワークスは今回の契約により、企業のSaaS利用における設定監査の業務課題を解決し、運用効率の向上を支援するとしている。

  • マクニカネットワークスのソリューション

    マクニカネットワークスのソリューション

Adaptive ShieldのCEO & Co founder、Maor Bin氏は次のように述べている。「Adaptive Shieldのミッションはセキュリティチームが組織のSaaSアプリケーションを包括的にコントロールできるようにすることです。その為にAdaptive Shieldはグローバル設定、ユーザの役割や権限を含む全てのSaaSの設定ミスを可視化し、詳細な洞察と修復案を提示します。このミッションを達成するために、今回日本においてサイバーセキュリティの分野で非常に評価が高いマクニカネットワークスとパートナーになれることは非常に光栄です。今回の協業により、日本企業のSaaSアプリケーション利用を更に加速し、効率性の向上に貢献してまいります。」