米HPEは6月21日(現地時間)、HPE GreenLake edge to cloudプラットフォームを拡充し、Microsoft Azure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverをサポートすると発表した。
これにより、Azure Stack HCIをHPE GreenLakeクラウドプラットフォーム上で利用できる。Azureパブリッククラウドサービスを管理するのと同じ方法で、Azureポータルを通じてサービスをコントロールできる。
同社は、HPE GreenLake とAzure Stack HCIおよびMicrosoft SQL Serverにより、データが存在する場所(エッジ)に近いアプリケーションやワークロードに対してクラウドエクスペリエンスと運用モデルを実現し、オンプレミスとエッジのワークロードの変革を可能にするとしている。
HPE GreenLake Cloud Services担当シニアバイスプレジデント 兼 ゼネラルマネージャーのキース・ホワイト(Keith White)氏は、「ハイブリッド化が加速していますが、特にHCIの分野で大きな成長が見られる中、Microsoftとのコラボレーションに非常に興奮しています。Microsoft Azure Stack HCIとHPE GreenLake edge to cloudプラットフォームを組み合わせることで、お客様は統一された自動化されたエクスペリエンスを得ることができます。このソリューションによりお客様は、ハイブリッドクラウドとワークロードの配置の適切な組み合わせを、柔軟にかつコントロールしながら決定できます。HPEは今後もMicrosoftとの連携を深め、お客様がクラウドを活用した変革を遂げるための包括的なソリューションを開発していきます」と述べている。