Webサイトはさまざまな方法でユーザーの気を引こうとする。そうした行為のひとつに「通知」があり、Webサイトから通知を受け取るかどうかの確認をWebブラウザが求めてくることがある。通知が欲しいユーザーにとっては必要な機能だが、多くのユーザーは必要な時に自分からWebサイトをチェックしに行く。つまり、大多数のユーザーにとっては、面倒な確認ダイアログということになる。

BetaNewsは5月8日(米国時間)、「How to block site notification requests in Chrome」において、Google Chromeがユーザーに通知を受け取るかどうかを尋ねる行為を抑制する方法を取り上げた。WebサイトがCookieについて警告することを止めることはできないが、通知確認に関しては設定を変更することで抑制することが可能だ。

紹介されている設定は次のとおり。まず、Google Chromeの「設定」から「サイトの設置」を選択する。

  • 「設定」→「サイトの設定」

    「設定」→「サイトの設定」

次に「通知」を選択する。

  • 「通知」を選択

    「通知」を選択

表示される「静かな方法で通知する(割り込み通知を行わない)」を有効にする。

  • 「静かな方法で通知する(割り込み通知を行わない)」を有効

    「静かな方法で通知する(割り込み通知を行わない)」を有効

または、「通知を送信するかどうかの確認をサイトに許可する」を無効にする方法が推奨されている。

  • 「通知を送信するかどうかの確認をサイトに許可する」を無効にする

    「通知を送信するかどうかの確認をサイトに許可する」を無効にする

Google ChromeではCookieの同意ダイアログを抑制することはできないが、Vivaldiが先日公開した「Vivaldi 3.8」では、設定でCookieの同意ダイアログを抑制することができる。Cookieの同意ダイアログの表示も抑制したい場合は3.8以降のVivaldiを使うという方法がある。