BetaNewsは3月23日(米国時間)、「0xc004c003 error and problems activating Windows 10? Microsoft has a workaround」において、Windows 10においてアクティベーションが失敗するトラブルが発生しており、Microsoftがその問題の詳細と回避策を公開したと伝えた。
この問題は、Windows 10のバージョン2004および20H2に対して累積更新プログラム「KB4598291」を適用している場合に発生し、アクティベーションが「0xC004C003エラー」となって正常に実行できない可能性があるという。
問題の詳細は次のページにまとめられている。
累積更新プログラム「KB4598291」は、2021年2月2日に「2021年1月の非セキュリティプレビュー"C"リリース」としてリリースされた。Microsoftは、0xC004C003エラーはライセンスコードコンポーネントが適切な権限無しにレジストリハイブにアクセスしようとすると発生する、と説明している。
本稿執筆時点ではこの問題の根本的な修正は提供されておらず、暫定的な回避策としては2021年1月12日にリリースされた「2021年1月のセキュリティ"B"リリース」か、それ以前のリリースを適用することが提示されている。すでにインストールされたKB4598291を削除したい場合には、コマンドプロンプトから次のコマンドを実行することでアンインストールできる。
> wusa.exe /uninstall /kb:4598291