レノボ・ジャパンは3月23日、会議室専用カメラである「ThinkSmart Cam」及び、会議室専用スピーカーマイクである「ThinkSmart Bar」「ThinkSmart Bar XL」を発表した。価格はいずれも税別で、ThinkSmart Camが6万5000円、ThinkSmart Barが7万5800円、ThinkSmart Bar XLが8万5800円。

  • ThinkSmart Camの外観

新製品は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で重要性が増しているオンライン会議において、カメラやスピーカーに対する高性能化のニーズに応えたものとしている。いずれも、付属のUSBケーブルでThinkSmart HubやノートPCと接続すれば、ドライバーを追加無しに利用可能。AI(人工知能)機能とHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載する広角高解像度カメラであるThinkSmart Camは、明暗を最適化し、自然でリアルな映像が表現だという。

内蔵のVPU(Vision Processing Unit)によるAI機能では、人の顔や姿、動きを認識して自動で参加者をフレーミングし、発声により話者トラッキングを行う。また、話者がホワイトボードの近くで2秒以上話すと、話者とホワイトボードをフレーミングする。ホワイトボードの文字も認識可能で、リモート参加者もホワイトボード上の文字を確認できる。

加えて、管理機能を備えており、ThinkSmart ManagerやThinkSmart Cam Controlアプリから機能設定が可能とのこと。さらに、壁やモニターに設置できる各種マウント用パーツを同梱する。

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  • ThinkSmart Barの外観

スピーカーマイクのThinkSmart Barは、DSP(Digital Signal Processor)を搭載しエコーキャンセル及びノイズ抑制機能を備える。

4つのビームフォーミングマイクを内蔵し8mまで集音可能なThinkSmart Bar及び、4つのビームフォーミングマイクと2個のサテライトマイクを同梱して10mまで集音可能なThinkSmart Bar XLの2モデルがある。 大会議室でも音声をしっかり拾い、クリアな音質で会話できるという。また、各種マウント用パーツを同梱する。

なお、ThinkSmart Bar XLの販売開始時期は6月末の予定。