キヤノンITソリューションズは1月25日、ローコード開発プラットフォーム「WebPerformer V2.5」を、同日から販売開始することを発表した。

  • ビジネス部門が参画する共創型開発、PC・モバイル共に利便性の高いWebシステムを実現

    ビジネス部門が参画する共創型開発、PC・モバイル共に利便性の高いWebシステムを実現

「WebPerformer」は、同社の自動化技術によりWebシステムを素早く開発できるローコード開発プラットフォーム。新バージョンの「WebPerformer V2.5」では、システムのデータ構造を意識せず、画面ファーストのWebシステム開発が可能。これにより、システムを利用するビジネス部門とデータベース・ビジネスロジックを設計する開発部門との「共創型開発」の体制作りが実現できるという。

さらに、SPAを採用したWebアプリケーションの自動生成が可能となり、Webシステム利用者の操作に対する動作速度とローコード開発のパフォーマンスが向上した。自動生成したWebアプリケーションは、Googleのマテリアルデザインに準拠し、PCやスマートフォン、タブレットなどデバイスに依存しない、統一感のある画面デザインで、レスポンシブに対応したWebシステムを利用できるという。

そのほか、開発時の技術的な不明点や疑問などに、直接開発画面から自然言語で問い合わせが可能になった。AI技術「順位学習」を組み込んだ類似検索により、すばやく適切な回答を選択でき、WebPerformerの定義への反映はもちろん、開発スピードも飛躍的に向上するとしていう。

価格は「WebPerformerユーザーライセンス」（自社システム開発で利用可能なライセンス、最小構成3ライセンス～）が360万円〜（税別）。「WebPerformerSI開発ライセンス」（第三者向けシステム開発で利用可能な年間利用方式のSIベンダー向けライセンス、自社システム開発でも利用可、最小構成2ライセンス～）が150万円〜（税別）。