NTTデータは1月7日、27金融機関が採用するバンキングアプリ「My Pallete」をリニューアルし、「My Palleteフルサービス版」として提供を開始した。
このサービスは、「Open Service Architecture」の一環として、ニューノーマル時代に求められる金融ITを実現するバンキングアプリプラットフォーム。
今回のリニューアルにより、金融機関タブレットと連携したデジタルシフトの推進や、顧客のニーズに応じた相談予約やオンライン相談へのシームレスな連携など、デジタルとリアルを融合したOMO(Online Merges Offline)を実現していくということだ。
口座開設、残高明細照会、振込、定期預金、投資信託、外貨預金、ローンなどのフルバンキングサービスを、スマートフォンのアプリから利用できるのに加え、納税、QR決済、個人間送金、目的別預金、ATM入出金、入出金通知などアプリならではの機能も用意されるという。
また、エンドユーザーへのプッシュ通知やお知らせ機能を備えるほか、アプリ内のユーザー行動データに基づいたマーケティングオートメーションが可能だということだ。
同サービスは、岩手銀行、京都銀行、鳥取銀行、西日本シティ銀行、東北銀行など複数の金融機関で導入が検討されており、今後3年間で30金融機関への導入を目指すとしている。