カシオ計算機は12月23日、同日開催の取締役会において、早期希望退職優遇制度の実施を決議したと発表した。

その理由は、同社は急激な環境の変化によって急速に変わりつつある流通やライフスタイルに適合した事業の進化、新規事業創出による今後の持続的成長のために取り組んでいる「事業・仕事・働き方」の変革の一環としている。

対象は、営業部門またはスタッフ部門に在籍する勤続10年以上の社員の内、45歳以上の一般社員及び50歳以上の管理職社員で、募集人数は制限していない。退職日は5月20日予定とのこと。

優遇措置として、通常の退職金に特別退職金を加算して支給するほか、希望者に対して再就職支援を行う。