VMwareは9月29日(米国時間)、年次カンファレンス「VMworld 2020」において、優れた従業員体験、エンドツーエンドのゼロトラスト セキュリティ制御、管理の簡素化を実現する「VMware Future-Ready Workforceソリューション」を発表した。
Future-Ready Workforceソリューションは、VMware Secure Access Service Edge(SASE)、デジタル ワークスペース、エンドポイント セキュリティ機能を組み合わせることで、IT部門を支援する。
VMware SASEプラットフォームでは、クラウド ネットワーク、クラウド セキュリティ、ゼロトラスト アクセスを最高レベルのWebセキュリティと統合する。具体的には、VMware SD-WANソリューション、VMware Secure Access、VMware Cloud Web Securityサービス、VMware NSXファイアウォールなどで構成される。
VMware Secure Accessは、VMware Workspace ONEとVMware SD-WANを単一のクラウドホスト型サービスに統合したZTNA(ゼロトラスト ネットワーク アクセス)サービス。Webセキュリティに関しては、VMwareのSD-WANおよびVMware Secure AccessをZscaler Internet Accessと統合する。
同日、Workspace ONEとWorkspace Securityの追加製品も発表された。VMware Workspace Security Remoteは、エンドポイント管理(UEM)、エンドポイント セキュリティ、リモートITサポートを1つのソリューションに統合するとともに、物理的なMacデバイスとWindows 10デバイスを管理することができる。
VMware HorizonとVMware Carbon Black CloudをVMware Workspace Security VDIとして統合し、セキュリティチームとITチームがよりセキュアな仮想デスクトップとアプリケーションの提供を実現する。