NECプラットフォームズは9月28日、外食産業向けPOSシステム「FoodFrontia for TWINPOS 9700Ui」について、セルフ会計の操作性向上に関する機能強化を行い、同日より販売開始することを発表した。
「FoodFrontia for TWINPOS 9700Ui」は、店舗での料理の注文・会計の連携から売上管理や生産性・損益の分析等までトータルソリューションを提供する外食産業向けPOSシステム。
今回、同システムの機能強化を行い、多言語対応や音声ガイダンス、操作方法のイラスト表示など初めて利用する人でも操作しやすく慣れや年齢・国籍を問わない操作性を実現したという。
セルフ会計の操作性が向上し、操作方法のイラスト表示やテキストの多言語切り替えに対応したほか、決済手段も自動釣銭機と連携した現金払いだけでなく、コード決済や電子マネー、クレジットカードなど各種キャッシュレス決済にも対応したという。
また、内蔵スピーカから音声で操作方法を案内する音声ガイダンスに対応。直接的な接触を避けながらセルフ会計に慣れない来店客をサポートするとともに、従業員と来店客の接触機会の低減やソーシャルディスタンスの確保を実現するとしている。
さらに、従来は従業員が対応していた領収証の発行や値引き券の使用を、セルフ会計においても来店客の操作により領収証の発行や値引き券の使用が可能になるという。
これらの機能により、セルフ会計の利用拡大を通じた店舗運営の効率化を支援するとともに、ニューノーマルに対応した非対面・非接触での接客により、従業員や来店客の安全確保にも貢献するとしている。
同システムの販売価格はシステム構成により異なり、付帯作業費含むPOS本体1台、アプリケーション1式、キッチンプリンタ1台、レシートプリンタなどの周辺機器を想定した1システムあたりの価格は198万円。