United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は8月19日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome version 84.0.4147.135 for Windows
- Google Chrome version 84.0.4147.135 for Mac
- Google Chrome version 84.0.4147.135 for Linux
この脆弱性は深刻度が重大(High)に分類されており注意が必要。ただし、脆弱性の詳細に関しては大半のユーザーが修正アップデートを適用するまでは公開しないとされており、本稿執筆時点では具体的にどのような脆弱性やどのような手段によって攻撃を受けることになるのかの説明は公開されていない。
Google Chromeは、メニューから「Google Chrome について」を選択することで、バージョンを確認できる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってGoogle Chromeを再起動することでバージョンアップが適用される。