KDDIは7月28日、MSが提供する「Microsoft Teams」で固定電話の発着信が可能となるクラウド型の電話サービス「Cloud Calling for Microsoft Teams」の提供を開始すると発表した。
同サービスで固定電話も統合することにより、業務に必要なすべてのコミュニケーションが、「Microsoft Teams」で実現可能となり、テレワークが浸透するなか電話対応のための出社なども不要となりワークスペースを問わない働き方の実現にも寄与する。
またクラウド型のサービスであるため、「Microsoft Teams」があれば電話回線の引き込みや宅内装置の設置無しで外線電話が利用でき、固定電話の発着信に加え転送やグループ通話など電話に必要な機能を備えている。番号単位で電話サービスの追加もできるため、小規模での導入から徐々に拡大するといった導入が可能になる。
さらに、これまで複数のベンダーに依頼していた音声通話の運用保守をKDDIに一本化することが可能で、クラウドライセンスからデバイスまでをワンストップで提供し企業内での管理・運用負荷の削減につなげるとしている。
利用料金については、基本料が月額2,000円/拠点(税別)、Calling番号料金が月額300円/番号(税別)。