両備システムズは7月8日、多要素認証、シングルサインオンに対応した認証セキュリティソリューション「ARCACLAVIS Ways(アルカクラヴィス ウェイズ)」をバージョンアップさせ2020年7月より提供すると発表した。

  • ARCACLAVIS Ways マイナンバーカード認証とまばたき検知

同ソリューションは「顔認証とパスワード」「ICカードとパスワード」といった多要素認証に強化することで、なりすましによる不正利用や情報漏えいを防止する。今回のバージョンアップでは、従来の顔認証の課題であった写真によるなりすましを防止する「まばたき検知機能」を追加し、ユーザの負荷が少ない手法で顔認証の強化を実現したという。

また同社は、政府が6月23日に、マイナンバー制度および国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループについての初会合を開催したことから、今後さらなる利活用が推進されると予想しており、このマイナンバーカードを利用した認証機能も新たに提供するとのこと。

なお、まばたき検知が可能な顔認証とマイナンバーカード認証を組み合わせた、二要素認証は同ソリューションが初めてだという。