野村総合研究所(NRI)は6月26日、情報システムの運用に必要な機能をクラウド型で提供するサービス「mPLAT(エムプラット)」において、Google Cloudのクラウドサービス「Google Cloud Platform(GCP)」と連携するための機能を実装したと発表した。

同社は2017年にGCPのServiceパートナー認定を取得して以来、2019年4月にマーケティング分析スペシャライゼーション、2019年7月にインフラストラクチャ スペシャライゼーションと各種認定を取得し、幅広い分野でGCPを活用している。

今回、同社が従来から開発・提供しているmPLATにおいてGCP環境のジョブ管理、キャパシティ管理、ITサービス管理などの機能を実装した。mPLATがGCP連携機能を備えたことにより、GCPのCloud Functionsとオンプレミスのジョブを一元管理し、統合運用を実現するという。

  • GCPとオンプレミスの統合運用例

    GCPとオンプレミスの統合運用例

ユーザーGCPを活用するにあたり、新たに運用環境を構築することなく、mPLATにリモートアクセスするだけでGCPに最適な運用環境を利用することを可能としている。

  • GCP向けmPLATの提供イメージ

    GCP向けmPLATの提供イメージ

今後、同社はコンサルティングやシステム開発に加え、mPLATを活用したシステム運用の刷新を通じて、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを支援していくという。