TISインテックグループのネオアクシスは4月20日、コンカーが提供する経費管理クラウドである「Concur Expense」の中小企業向け導入支援サービスを開始した。価格は、「導入支援サービス」が30万円から、「データ連携システム構築」が25万円から、「運用・教育支援(e-learning活用)」と「電子帳簿保存法(e文書法)適用支援」がいずれも35万円から。

  • サービスのラインナップ

同サービスの利用により、中小企業のユーザー企業は最短1カ月でConcur Expenseを利用可能になるという。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化に欠かせないという電子帳簿保存法(e文書法)の適用に向けた、間接業務改革のさらなる推進を支援するという。

さらに、企業ごとで異なる監査ルール設定などの負担を軽減し、短期導入を実現できるとしている。

同社では、2019年4月からConcur Expenseを自社利用を開始し、経費精算業務を行う全社員、承認者、経理担当者、それぞれに改善効果があり、スマートデバイスなどからの申請やペーパーレス化などによる業務の効率化に加えて、特に経理担当者の業務は約6割、申請が多い営業担当者の業務は約8割の業務時間を削減できたという。