Zoom Video Communicationsは4月8日(米国時間)、「Zoom Product Updates: New Security Toolbar Icon for Hosts, Meeting ID No Longer Displayed - Zoom Blog」において、Zoomクライアントの最新版となる「Zoom version 4.6.10」の公開を伝えた。Windows版、macOS版、Android版、iOS版が提供されている。

今回のバージョンはバグ修正に加えて、セキュリティを強化する機能が追加されている。セキュリティに関係する主な変更点や新機能は次のとおり。

  • 会議コントロールオプションに「セキュリティ」を追加。このオプションから会議のロック、待合室機能の有効化、参加者の削除、画面共有の制限、会議チャットの制限、名前変更の制限などの操作が行える。Zoomのセキュリティ機能に簡単にアクセスできるようにすることで、これまでよりもセキュリティを意識した操作をしやすくすることを狙っている
  • 会議IDをタイトルバーに表示しないように変更。Zoomのスクリーンショットが公開された時に会議IDが露呈するのを避ける狙いがある
  • 無償プランであるベーシック、シングルライセンスのプロアカウント、K-12プログラムで提供されている教育アカウントにおいて、待合室機能をデフォルトで有効化
  • 無償プランであるベーシック、シングルライセンスのプロアカウント、K-12プログラムで提供されている教育アカウントにおいて、パスワードの使用をデフォルトで有効化。教育アカウントではこの機能のデフォルト設定を変更することはできないように変更
  • 管理対象外の無償プランであるベーシックおよびシングルライセンスのプロアカウントにおいて、同じドメインの連絡先を表示しないように変更。また、同じドメインのユーザーを連絡先リストに自動入力するオプションも削除
  • アカウント管理者およびホストに、Webポータルアカウント、グループ、ユーザーの各レベルで、すべての会議に対して参加者が自分の名前を変更するのを無効にできるように機能を変更
  • Zoom バージョン4.6.10動作サンプル

    Zoom バージョン4.6.10動作サンプル

Zoom Video Communicationsは2020年4月1日に同社のサービスに関してはプライバシの強化やセキュリティの改善に取り組むことを発表した。今回公開された「Zoom version 4.6.10」ではこうした先日の発言に沿うように変更が行われている。セキュリティ機能が強化されていることから、迅速にこの最新バージョンへアップデートすることが望まれる。