クラウド型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」を提供するHameeは2月4日、同ソリューションに滞留在庫を可視化するアプリを提供することを発表した。
提供される機能は滞留在庫の可視化に加えて、滞留在庫が完売するまでの予測機能。仕入れを行ったが売れずに在庫となる"大量在庫"を抱えるユーザーは、同社のソリューションの利用者においても600億円以上にのぼり、在庫の大量廃棄が問題となっていたという。
今回のアプリにより大量在庫が可視化され、商品完売期間の予測がしやすくなり3月にローンチ予定の滞留在庫を流通させる新サービスへの出品できる仕組みも加わる。同社が予定する新サービスは、出品手数料は0円。商品が売れた場合に売価の40%と送料が支払われるもので運用やプロモーションはHameeが行う。
同社では今回のアプリは、大量の在庫の発生と処分を解決する、SDGsの目標12の、「つくる責任 つかう責任」に適合しSDGsへの対応においても有効だとアピールしている。