AIの導入を支援するサービスを展開するナレッジコミュニケーションは14日、同社のAWS/Azure機械学習モデル構築ソリューション「ナレコムAI」において、モデルの特徴を文章や視覚で理解できるユーザーインタフェース(UI)を投入したことを発表した。
「ナレコムAI」は、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureの機械学習モデルを活用し、学習モデルを自動で構築するSaaS型クラウドサービス。今回のバージョンアップでは、要点をつかみやすいようにモデルの評価を文章で表現し、重要部分をアンダーラインで強調するなど機械学習のモデル特性を把握できるUIを提供している。
また、予測データの二項分類においては、学習データを投入するだけで、精度が最も高いモデルを項目ごとに作成し、項目ごとの精度を一覧で比較。これにより、目的に最適のモデルを選択できる。
他にも予測結果を範囲ごとに分けることで、データの量と平均誤差の関係をわかりやすく表示したり、構成比グラフで範囲誤差率の割合を確認できるようにするなど専門性の高いAIモデルの構築のハードルを下げている。