騙されないためにはどうしたらいい?

偽のウイルス感染警告を見抜くコツについて、以下、できるだけわかりやすくまとめてみました。

スマホに「ウイルス」という言葉を含むメッセージが出たら「偽警告」

ここまで説明した通り、スマートフォンでは、不正アプリがウイルスのような働きをします。ただし、iOSやAndroidにはウイルスを検知して警告を出す機能はありません。つまり、OSが警告を出しているような画面はすべて偽物です。「ウイルス」という語句は単にユーザーを脅すために使っているだけです。

「プログラムをインストールさせる」「お金を払わせる」のは「偽警告」

PCでもスマートフォンでも、端末やOSのメーカーが、ウイルス感染を修復させるために何らかのソフトウェアをインストールさせることはほぼありません。また、MicrosoftやGoogle、Appleは、セキュリティソフトの有料販売は行っていません。

もし、セキュリティソフトの必要性を感じたら、ウイルス大手セキュリティソフトベンダーが提供している体験版(ウイルス駆除も可能)を利用するのもよいでしょう。

電話をかけさせる「有料サポート契約」は「偽警告」

電話をかけさせて、話術で相手を騙すのはネット詐欺の常套手段です。PCメーカーも、OSメーカーも、セキュリティソフトベンダーであっても、感染警告の画面にサポートセンターの番号を表示して、電話をかけさせることはまずありません。警告画面や、ソフトウェアやアプリの画面に電話をかけさせるような表示が出たら、「偽警告」「偽サポート」を疑ってください。

自分で対処が困難な方は、警告画面に表示される連絡先に連絡はせず、IPA情報セキュリティ安心相談窓口に連絡してみましょう。

ネット詐欺専用セキュリティソフトの力を借りよう

ユーザーを巧みに脅したり、騙したりするネット詐欺サイトは、見ただけでは判断できないものが増えています。偽のウイルス感染警告は、手口を知ってさえいれば騙されることはないかと思います。しかし、皆さんのご家族は大丈夫でしょうか? 詳しくない人でも、ソフトウェアの力を使うことによって簡単に危険を避けることができます。

BBソフトサービスでは、偽警告や不当請求詐欺、フィッシング詐欺など危険なWebサイトをブロックするソフトウェア「詐欺ウォール」を提供しています。Windows、MacOS、iOS、Androidで利用でき、未知の詐欺サイトを瞬時に判断してブロックします。技術的なことが苦手なご家族のPCやスマートフォンに入れて使えば、危険なネット詐欺サイトから守ってくれます。

著者プロフィール

山本和輝(やまもとかずてる)


外資系ソフトウェアベンダー数社の日本支社マーケティング部門を経て、2000年よりシマンテックにて消費者むけ総合セキュリティソフトの国内普及に携わる。
ソフトバンクグループのBBソフトサービスに入社後はセキュリティ事業の広報マーケティング業務を行うと同時に、社外のセキュリティ団体にて一般消費者のサイバー犯罪被害を無くすための啓発活動も積極的に行っている。