SCSKは12月2日、同社が開発したERP「ProActive」とAI-OCRを組み合わせた「ProActive AI-OCR ソリューション」を、同日より提供開始したことを発表した。

  • AI 信頼度判定情報

    AI 信頼度判定情報

「ProActive AI-OCR ソリューション」は、スキャナーや複合機でスキャンしたレシートや、カメラなどで撮影した領収書をテキストに自動変換し、ERP「ProActive」に連携するもの。

レシートなどの日付や合計金額、電話番号、支払先といった必要な情報をテキスト化することで、経費精算や会計業務において精算情報の入力やパンチャー業務負荷を低減する。事前にテンプレートなどを作成する必要はなく、AIの学習によって読み取り精度が継続的に向上する。

また、メニューのひとつにAI領収書読み取りソリューションがあり、「経費システムへの自動転記」、「AI 信頼度判定機能」、「スマートフォン活用」の3つの機能を提供する。これにより、入力者による経費精算申請入力や経理部門における証憑チェック業務の負荷軽減が実現する。

  • ProActive モバイル読み取り画面

    ProActive モバイル読み取り画面

12月2日に第1弾として、経費精算業務に活用できる「AI 領収書読み取りソリューション」の提供を開始する。今後は「AI 請求書読み取りソリューション」「AI 支払通知書読み取りソリューション」の段階的な機能拡充を予定している。

費用は、1万円/500枚〜(読み取り枚数に応じた従量課金)。