Microsoftは11月16日(米国時間)、「Updating to a new version of Windows 10 on devices with some driver versions for Realtek Bluetooth radios」において、Realtek Bluetoothデバイス向けのデバイスドライバーが原因で、Windows Updateが実施されないことがあると伝えた。該当するデバイスでは次のようなメッセージが表示され、Windows Updateが実施されないという。

  • Realtek Bluetoothのデバイスドライバが原因でWindows Updateが実施されない場合のサンプル - 資料: Microsoft提供

    Realtek Bluetoothのデバイスドライバが原因でWindows Updateが実施されない場合のサンプル - 資料: Microsoft

この問題は次のバージョンのWindows 10で発現するとされている。

  • Windows 10, version 1909 (2019年11月アップデート)
  • Windows 10, version 1903 (2019年 5月アップデート)
  • Windows 10, version 1809 (2018年10月アップデート)

MicrosoftはRealtek製のBluetoothデバイスドライバの一部とWindows 10においては互換性に問題があると説明。ドライバのバージョンを1.5.1012以降にアップデートすれば、この問題を回避できるとしている。Microsoftは上記のサポートページjで、Realtek製のBluetoothデバイスドライバをアップデートする方法を詳しく説明している。

古いバージョンのWindows 10を使い続けることには、セキュリティ上、問題がある。該当するデバイスを搭載したプロダクトを使用している場合、説明に従ってアップデートを実施することが望まれる。