Microsoftはこのほど、2018年4月に公開した「Windows 10, version 1803」を使っているユーザーに対してアップデートを呼びかけている。「Windows 10, version 1803」のサポートは2019年11月12日に終了するとされており、あと1カ月ほとでサポート終了となるためだ。サポートが終了したバージョンにはセキュリティアップデートが提供されなくなることから、サポートが終了する前にアップデートを適用することが望まれる。

Windows 10のサポートスケジュールは次のページにまとまっている。

直近で特に関連しそうなバージョンとサポート期限をまとめると次のとおり。

Windows 10バージョン サポート期限
1903 2020年12月08日
1809 2020年5月12日
1803 2019年11月12日
1709 2019年04月19日
  • Windows lifecycle fact sheet - Windows Help

    Windows lifecycle fact sheet - Windows Help

現在、Microsoftは年に2回のフィーチャーアップデートを実施している。最新のWindows 10は2019年5月に公開された「Windows 10, version 1903」であり、多くのユーザーがこのバージョンを使っていると考えられている。

しかし、フィーチャーアップデートに関しては、不具合の発生を懸念して実施を見送っているユーザーも多く、依然として1年半前に公開されたフィーバーアップデートを使い続けているユーザーも存在する。

セキュリティサポートが提供されなくなったバージョンはサイバー攻撃の対象となりやすい。Microsoftはフィーチャーアップデートのサポート期間を1年半ほどと定めており、サポートが終了する前により新しいバージョンへアップデートすることが望まれる。