ネットワンパートナーズは10月4日、空中に立体映像を浮遊させる3Dホログラムサイネージ「HYPERVSN(ハイパービジョン)」(英・HYPERVSN製)を、同日より販売開始することを発表した。

  • 投影装置

    投影装置

「HYPERVSN」は、LEDを搭載した十字型のプロペラを高速回転させることで、残像を立体映像として見せる仕組みの3Dホログラムサイネージ。特殊な機器を装着することなく裸眼で立体映像を認識することができる。

1台の投影装置「HYPERVSN 3D holographic device」(直径56cmと75cmの2サイズ)でインパクトのある立体映像を表示でき、投影装置を複数台連動させることで迫力・臨場感のある大型の立体映像を実現し、視聴者に非常に強い印象を与えることが可能。「HYPERVSN」の立体映像は、独自技術によって高輝度かつHDレベルの高精細画質を実現している。

  • 例:投影装置33台の連携による大型立体映像

    例:投影装置33台の連携による、約7m2の大型立体映像

管理クラウド「Cloud CMS」により、複数拠点にわたる映像データや投影スケジュールを一元管理でき、キャンペーン等の訴求内容に応じて投影映像・拠点・時間帯を遠隔地から簡単に切り替えることが可能。投影装置側の設定はWi-Fiと電源に接続するだけで終了し、自動的にクラウドから映像データとスケジュールを受信して投影するという。

また、クラウド型の3Dコンテンツ作成ツール「HYPERVSN 3D Studio」により、特別なデザインスキルや高性能PCがなくても数クリックで投影用の3Dコンテンツを作成できるという。なお、同ツール以外でも、3Dアニメーションツール等で作成したMP4形式の映像データを用意すれば投影可能だという。