IEEEはこのほど「Interactive: The Top Programming Languages」において、2019年版のIEEE Spectrumランキングを発表した。第1位はPythonが獲得し、これにJava、C、C++が続いている。

ランキングはIEEE Spectrum以外にも「Trending」「Jobs」「Open」「Custom」という種類で表示させることができるほか、プログラミング言語の種類として「Web」「Enterprise」「Mobile」「Embedded」でフィルタリングが可能。インタラクティブに表示される仕組みになっている。

IEEE Spectrumランキング上位52は次のとおり。

順位 プログラミング言語 スコア
1 Python 100.0
2 Java 96.3
3 C 94.4
4 C++ 87.5
5 R 81.5
6 JavaScript 79.4
7 C# 74.5
8 Matlab 70.6
9 Swift 69.1
10 Go 68.0
11 Arduino 67.2
12 HTML,CSS 66.8
13 PHP 65.1
14 Assembly 63.7
15 SQL 63.4
16 Dart 57.4
17 Rust 55.5
18 Scala 55.3
19 Ruby 55.1
20 Visual Basic 55.1
21 SAS 52.9
22 Shell 52.2
23 Julia 49.4
24 Kotlin 49.1
25 Processing 44.5
26 Objective-C 42.9
27 Perl 39.0
28 LabView 38.5
29 Haskell 38.2
30 Lua 37.8
31 Cuda 37.3
32 VHDL 36.0
33 Verilog 33.4
34 ABAP 33.0
35 Delphi 30.1
36 Fortran 29.4
37 Clojure 28.1
38 Apache Groovy 27.3
39 Scheme 27.0
40 TCL 26.9
41 Lisp 26.6
42 D 25.6
43 Ada 24.8
44 Cobol 24.1
45 Erlang 23.9
46 Prolog 23.5
47 Forth 18.3
48 Ocaml 16.0
49 J 12.7
50 Ladder Logic 12.2
51 CoffeeScript 10.7
52 Racket 0.0
  • Interactive: The Top Programming Languages

    Interactive: The Top Programming Languages

IEEE SpectrumランキングはCareerBuilder、Google、GitHub、Hacker News、the IEEE、Reddit、Stack Overflow、Twitterという8つのメディアをデータソースとしており、これに11のメトリックを加味している。いわば、研究開発やエンジニアリングで人気の高いプログラミング言語のランキングとなる。

1位がJavaではなくPythonであるなど、他のプログラミング言語ランキングと違う部分もあるが、学術分野における需要に寄っていることを加味すると妥当な結果ではないかとみられる。