Haikuは米国時間2019年9月19日、HaikuOSでサーバーサイドJavaScript環境のNode.jsが利用可能になったことを公式ブログで明らかにした。HaikuOSはかつて存在していたBeOSを模したMITライセンスのオープンソースOSとして、今なお開発を続けている。
HaikuOSで利用可能なNode.jsは64ビット版/バージョン12.3.1(Node.jsのカレントバージョンは本稿執筆時点で12.10.0)だが、HaikuPorts経由でダウンロード可能。今後は32ビット版やLTSバージョンのサポート、GoogleのJavaScriptエンジンであるV8への貢献など目標に掲げている。なお、記事の投稿者は「(HaikuOSで稼働するNode.jsは)初期ポートのため、いくつかのパッケージが正しく動作せず、パッチが必要な場合もある」と利用者に注意喚起し、fs-eventsなどファイルシステムイベントは現在動作しない。