NTTファイナンスと財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)は9月3日、双方の取引先である中堅・中小企業における生産性向上に向けたサービスの提供において協業すると発表した。

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少子高齢化の進展に伴い、生産年齢人口が減少するなか労働力の確保は企業にとって深刻な問題となっており、中小企業では65%が人手不足であると回答している調査結果があり、事業活動を維持するために「既存業務の効率化」が喫緊の課題となっているという。

特に、財務や経理におけるバックオフィス業務(経費支払、仕訳処理など)においては、デジタル化の促進やAIなどの導入による業務効率化の余地があることから、両社の強みを活かし協業することにした。

具体的には、(1)NTTファイナンスの法人向け一括請求サービス「ビリングONE」とMJSのERPシステム「MJSLINK NX-Plus」「Galileopt NX-Plus」のデータ連携、(2)両社の営業連携を図り、より多くの顧客に業務効率化に向けたサービスの提供の2点となる。