NTTテクノクロスは9月2日、IT運用のさまざまな操作を自動化・見える化する操作自動化ソリューション「ACTCenter Secure Automation(以下、ACTCenter SA)」を10月1日から販売開始することを発表した。

  • 操作自動化ソリューションACTCenter Secure Automationの概要

    操作自動化ソリューションACTCenter Secure Automationの概要

ACTCenter SAは、既製のRPAなどの自動化ツールへパスワードを安全に払い出し、最適な組み合わせによる運用業務の効率化と統制を強化する、操作自動化ソリューション。

ACTCenter SAは、同社の特権ID管理ツールと連携し、自動化ツールへ安全にパスワードを貸与することで、自動化ツールのログインに伴うセキュリティリスクに対応する。業務担当者と自動化ツールのログインを区別できるため、自動化ツールが正当に使用されたか容易に点検できるという。

また、RPAなどの自動化ツールを組み合わせた自動操作シナリオは、ワークフローシステムでの起案、承認後に実行できる。これまで承認に基づき人手で行ってきた日々のIT運用作業と同様に、自動化ツールの利用も承認に基づき実行することで統制でき、IT運用への自動化適用範囲が広がるという。

さらに、操作自動化による運用状況をリアルタイムで可視化するインフォメーションボードを提供。運用管理者は、一元化された運用状況を迅速に把握でき、必要に応じた指示や、過去の運用状況の分析が行えるということだ。

価格は、年間サブスクリプション150万円~(税別)。