Microsoftは8月20日(米国時間)、「PowerShell 7 Preview 3｜PowerShell」において、PowerShell 7へ向けたプレビュー版の第3段目となる「PowerShell 7 Preview 3」の公開を伝えた。Microsoftはこの発表の中で、PowerShellの今後に関して重要な点をいくつか伝えた。
主な注目ポイントは次のとおり。
- PowerShell 7の開発はロードマップどおりに進められており、2019年中には一般公開を予定している
- PowerShell 7はPowerShell Core 6が採用しているモダンライフサイクルサポートから長期サポートリリース（LTS）へと変更される。PowerShell 7は.NET Core 3.1と同じ期間だけサポートが提供される。なお、PowerShell 7を利用するには.NET Core 3.1へのアップグレードが必須となる
- PowerShell 7はWindows PowerShell 5.1の代替としての採用が予定されている。このため、今回のプレビュー版では互換性の向上が大幅に進められている
- PowerShell 7はログインシェルとして利用できるようにすることも想定されている
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PowerShell 7 Preview 3｜PowerShell
MicrosoftはWindows PowerShell 5.1とPowerShell Core 6を別物として提供する方針を取っていた。しかし、PowerShell Coreが大きな成功を収めたことで方針を転換。PowerShell Core 6をベースに開発を進めている次世代バージョンをPowerShell 7と定め、最終的にWindows PowerShell 5.1を置き換える方向で開発に取り組んでいる。作業はスケジュールどおりに進んでいるyoude 、2020年にはPowerShell 7がWindows 10におけるデフォルトのPowerShell実装に置き換わるものと見られる。
