Box Japanは8月13日、全社規模のテレワーク検証を同19日~9月20日までの約1カ月間実施し、テレワークによる業務の生産性や効率化についての効果検証を行うと発表した。

今回、同社では2020年夏の世界的スポーツイベント開催による交通混雑緩和への貢献や有事の際のBCP(事業継続計画)に備えてテレワーク検証を行う。検証はBox Japanの全社員が対象となり、各社員が効率化を最優先して自宅や外出先などの場所を選択して働くことを推奨する。

全社規模でテレワーク検証を行うのは同社初の試みとなり、来夏に向けてBCPの確保を含めて複数回にわたり検証を行う予定だ。さらに、検証を実施するにあたり、社員の業務効率を考慮した「場所を問わない」働き方による生産性の効果測定も行う。

同社は全社規模でのテレワーク検証に加え、効果測定も行うことで、テクノロジーだけではなく、自社実績から得られる働き方改革やデジタルトランスフォーメーションのノウハウを習得し、来年の世界的スポーツイベントなどに向けた対応策も含めたソリューションを提案していく考えだ。