Phoronixは7月12日(米国時間)、「Initial Raspberry Pi 4 Performance Benchmarks - Phoronix」において、Raspberry Pi 4 2GB/4GBをはじめとした小型PCのパフォーマンスのベンチマーク結果を公開した。ベンチマークが行われたモデルは次のとおり。
- Raspberry Pi Model 4 B 4GB
- Raspberry Pi Model 4 B 2GB
- Raspberry Pi Model 3 B+ 2GB
- ASUS Tinker Board
- Libre Board ALL-H3-CC H5
- Firefly ROC-RK3328-CC
記事には個々のベンチマーク結果が掲載されている。最後のページにはベンチマーク結果をまとめたグラフが用意されており、どのプロダクトがどの程度のベンチマークを達成したということがわかりやすく掲載されている。
Raspberry Pi Model 4 B 4GとRaspberry Pi Model 4 B 2Gは同等の性能を見せているが、Raspberry Pi Model 4 B 2Gのほうが高い性能を示す傾向が見られている。また、Raspberry Pi Model 3 B+ 2GBと比較すると、Raspberry Pi Model 4 Bはどちらも高い性能を示していることがわかる。
Raspberry Pi Model 4 Bを使う場合はパッシブヒートシンクが最低限必須だとも説明されている。アルミ製のパッシブヒートシンクを使った場合でも、SoCの平均温度は71度、最高気温は83度だったとしており、これまで試したどのベンチマークよりも高い温度を記録したことを指摘している。