TIOBE Softwareから、2019年7月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2019年7月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 15.058%
2 C 14.211%
3 Python 9.260%
4 C++ 6.705%
5 C# 4.365%
6 Visual Basic .NET 4.208%
7 JavaScript 2.304%
8 PHP 2.167%
9 SQL 1.977%
10 Objective-C 1.686%
11 Ruby 1.636%
12 Assembly language 1.390%
13 Swift 1.121%
14 MATLAB 1.078%
15 Groovy 1.070%
16 Go 1.016%
17 Visual Basic 1.009%
18 Delphi/Object Pascal 0.950%
19 Perl 0.918%
20 R 0.837%
  • 7月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    7月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 7月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    7月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2019年7月もPythonが引き続き増加した。Pythonは2018年に入ってから増加傾向を強めており、現在もその傾向が続いている。TIOBE SoftwareはこうしたPythonの増加は他のプログラミング言語の減少に結びついており、特にPerlとRの減少が大きいと指摘している。

特にTIOBE SoftwareはPerlについて言及。Perlは2005年の段階では3位のポジションにあり、10%以上のインデックス値を得ていた。しかし、その後Perlはポイントを減らし、現在ではPerlは観測史上最も低い値をつけている。