IDCフロンティアは5月15日、ファーストサーバと合併後第1弾のサービスリリースとして、クラウド型レンタルサーバ「Zenlogic ホスティング on IDCF Cloud」の提供を開始した。5月15日より提供開始した。新サービスは、クラウド基盤に「IDCFクラウド」を採用したレンタルサーバサービスとなる。価格は「IC-1」プランで1カ月契約が3800円(税別)、12カ月契約が3420円(同、月額換算)。

  • サービスサイトのイメージ

    サービスサイトのイメージ

Zenlogic ホスティングは、特定のクラウド基盤に依存しないマルチクラウド思想に基づいて設計構築している一方、IDCFクラウドハードウェアの2重化により、物理ホストに障害が発生した場合も自動復旧する機能を備え、サービス提供基盤の停止時間を極小化しておりバックボーンネットワーク上でDDoS対策を施し、サイバー攻撃を防御しているため新サービスは、そのほかのクラウド基盤を利用したサービスと比較して、安定性とセキュリティが向上したという。

また、専門知識がなくても簡単に操作できるZenlogic専用のコントロールパネルから、Web公開、メール、ファイル共有など、一般的なレンタルサーバの機能を標準提供することに加え、ドメイン名やSSLサーバ証明書など周辺サービスもユーザー自身で設定し、一元管理することができるため、IT部門を持たない中小企業も利用を可能としている。

主な特徴としてオールSSDを採用し、高速なデータ読み書きを実現しているほか、ディスク容量は標準で100GB、最大で総容量2TBまで追加可能。さらに、Webサイトの常時SSL化に利用できる無料の独自SSLサーバー証明書を枚数無制限で無料利用可能がなことに加え、ミドルウェアの保守メンテナンス、24時間365日の運用監視を標準提供する。