西菱電機は4月17日、同社が提供する業務アプリケーションプラットフォーム「Seiryo Business Platform」と、そのプラットフォーム上で利用できる位置情報サービス「MAP」で、フォルテが製造・販売するみちびき対応製品との連携を開始したことを発表した。

みちびきは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成される日本の衛星測位システム。2018年11月から4機体制となってGPS衛星を補完し、安定した高精度測位を可能にしている。

西菱電機が提供する位置情報サービス「MAP」は、Seiryo Business Platformで提供されるIoTデバイスやアプリケーションの位置情報機能を利用して、Web上に現在地や移動履歴の表示するもの。行動計画を登録することで計画と実績の照合ができるため、配送計画やルート訪問を最適化できる。

今回、「MAP」に対応したのは、フォルテが製造・販売する、みちびきに対応したGNSS受信機「FB102/FB202」。これにより、西菱電機が提供するプラットフォーム上で、より精度の高い位置情報サービスを利用できるようになる。

対象サービスは、GPSトラッカーデバイス、安全運転支援トラッカーアプリ、チャットアプリ「Chat」、業務報告アプリ「Check-in」、トランシーバーアプリ「Transceiver」——となっている。