Canonicalは米国時間2019年4月4日、MicrosoftのVisual Studio CodeをパッケージすることをSnapcraftの公式ブログを通じて明らかにした。SnapcraftのVisual Studio Codeページからダウンロードするか、端末から「sudo snap install code --classic」を実行すれば、UbuntuにVisual Studio Codeをインストールできる。
Visual Studio Codeは公式ダウンロードページでdeb形式やrpm形式といったパッケージを配布しているものの、snap形式は未サポートだった。Microsoftのエンジニアはsnap形式は不可分操作を通じた差分・更新が行える点を評価し、Canonicalのエンジニアも「人気があるVisual Studio CodeをLinuxエコシステムへ適用範囲を広げる」と取り組みを語った。
Visual Studio Codeは、Visual Studio Onlineのテキストエディター機能からブランチし、2015年4月からオープンソースとして公開されてきた。なお、CanonicalはVisual Studio Codeのインサイダー版もsnap形式として用意している。
阿久津良和(Cactus)